ECサイト用テーマのカスタマイズレッスン

ECサイトのカスタマイズレッスンの風景

WordPressのECサイト用テーマ「Welcart」のカスタマイズを自社で行えるようになることを目的として、WordPress初級コースを受講されている生徒さんに、5回目のマンツーマンレッスンを行いました。

1回目から4回目までのレッスンでは、以下のような基礎を学んでいただきました。

・ウェブサイトが表示されるまでの仕組み
・静的サイトと動的サイトの違い
・WordPressのテンプレートのルール
・ページとテンプレートの対応関係の調べ方
・データベースの用語と基本的な構造
・SQLを使ってデータベースを操作する方法

具体的なカスタマイズ方法を学ぶ前に、これらの基礎に触れておくことが重要だからです。

5回目のレッスンでは、WordPressのテンプレートのHTMLとCSSをカスタマイズしていくために役立つ「ディベロッパーツール」の使い方をお教えしました。

ディベロッパーツールはほとんど全てのPC向けブラウザに標準搭載されているツールです。

これを使えば、実際にテンプレートを書き換えることなく、ブラウザの画面上でリアルタイムに変更内容をプレビューしながら、ページのHTMLやCSSの変更を「試す」ことができます。

そして、試した結果を実際のテンプレートの適切な場所に移すことによって、運用中のサイトを壊すことなく安全にカスタマイズすることができます。

しかし、ウェブ制作のプロも使っているディベロッパーツールは使い方を学ぶ前に、HTMLとCSSの繋がりや役割、CSSのセレクタや優先順位などに関する知識が必須です。

これらの基礎知識を先に学んでおかないと、「使い方は習ったけれど、自分が何をやっているのかわからない」ということになり、直接書き換えてはいけないファイルを書き換えてしまったり、問題が起こってからはじめて焦ることになります。

そのため、CODEMYのWordPress初級コースでは、受講のお申込み前にメールやスカイプなどで無料相談をさせていただき、生徒さんのご経験や目的、ご予算など詳細をお聞かせいただき、一人ひとりに合ったカリキュラムを提示させていただいております。