イチローの名言の中で、心に響いたのがコレ。
「小さなことで満足することっていうのは
すごく大事なことだと思うんですよね」
一般の人が1年やそこら頑張っても得られない
しっかりした技術力を身に付けるためには、
どんなに遠回りだとしても、
小さな失敗と成功を繰り返すことが重要です。
私はHTMLを触り始めた16歳の頃から数えると
25年ほどプログラミングに親しんでいるので、
未経験者が知らない多くのことを知っています。
しかし知らないことのほうが圧倒的に多いです。
だから、継続的に技術書を執筆させて頂ける
ようになった今でも、
調べごとをする行為そのものが勉強です。
「これって、こういうことだったのか（ためになるなぁ）」
「こういう概念もあったのか（知らなかったなぁ）」
「なるほど（よし、腑に落ちた）」
そんな、小さな小さな満足を、
誰も知らないところで感じています。
もし、このように小さな満足を感じられなかったら、
モチベーションは決して続かないはずなんですよね。
なぜなら、誰が褒めてくれるわけでも
評価してくれるわけでもないくらい
小さな小さなことだから。
思えば、HTMLが好きになれたのも、
タグを使って画面に文字が表示できたときの
小さな満足があったからこそ。
「これを表示するにはこうしたらいいんじゃないかな？」
自分で考えて、
自分でコードを書いて、
自分で結果を確認して、
そして、自分で満足をする。
この小さなサイクルに楽しさを見いだせたからこそ、
25年も続けてこられたのだと実感しています。