ウェブデザイナー必見 | JPG→WebP移行について

昨年Googleのアルゴリズムがページの表示速度を重視するよう変わったことはご存知のことでしょう。

その後、Googleの速度計測サービス Page Speed Insights の計測レポートで、JPGよりも圧縮率の高いWebPへの変更が推奨されるようになりました。

WebPとは、Googleが開発している次世代画像形式で、JPGより軽く、なおかつ、透過画像にもできるという、素晴らしいフォーマットです。

そう。Page Speed Insights で推奨されているのは、Google自身が開発していることも大きな理由なのです。

そのため、ずっと長い間、ウェブで扱う代表的な画像フォーマットであるJPGやPNGのうち、「WebP に置き換えたほうが軽くなる場合は、置き換えを推奨する」というのが Page Speed Insights のスタンスです。

でも誤解なさらないでください。

JPGやPNGを使っているウェブページは、今すぐWebPに置き換えないとSEOが弱くなる、と言われているわけではありません。

MacやiPad、iPhoneの標準ブラウザであるSafari(iOS Safari)は、まだWebPを表示できないからです。今すぐWebPに置き換えてしまうと、多くのインターネットユーザーにはその画像が表示されず見えません。

ブラウザごとの最新のWebP対応状況はこちら。

近い将来、WebPが標準フォーマットになったとき、あたらしく制作するウェブページで WebP の画像を使えばよいでしょう。

そのためにも、SafariがいつWebPをサポートするか、動向に注意しておかねばなりません。