ウェブサイトの表示速度が遅いと、どんなにアクセスがあってもユーザーはストレスを感じて離脱します。すると、予約や申し込みといった「売上」につながる機会の損失につながります。
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とあるクライアント様で発生した深刻な問題
以前に、クライアント様が自社で構築されたWordPressテーマをカスタマイズして、PPC広告用のランディングページを手軽に増やせる新しいテーマに作り替える仕事をご依頼いただきました。
当時は予算の関係で、そうするしかなかったのですが、もとになった自社製のテーマは「高速化を考慮していない古いエンジン」を搭載していました。
そのため、納品後にクライアント様がサイトを運営していくにつれて、どんどん表示速度が悪化していきました。
Googleの速度計測ツールで測ってみると、モバイル向けのページは19点、PC向けのページも25点という酷いスコアでした。
そのうち、クライアント様からこんな相談が寄せられました。
「最近サイトの表示がとても遅くて、せっかくPPC広告を打ってもユーザーの離脱率が高いんです。。。」
「特にスマホユーザーの離脱が高くて、予約や申し込みがあまり増えなくて困っています。。。」
「なんだか広告費用がもったいなくて。。。」
とても残念なことですが、こうなることはわかっていました。
もしも、このことを見越して「高速化に特化した新しいエンジンを搭載したテーマ」を使って再構築しておけば、PCでもスマホでも快適に表示され、広告の費用対効果が悪化することなく、ランディングページを手軽に増やせるという利点を最大限に活かして売上アップが期待できたでしょう。
しかし、構築のご依頼をいただいたときは、ご予算の都合でそれが叶いませんでした。
良い物には少なからずお金がかかるもの
このクライアント様の事例は、目先の損得勘定で予算を狭めたために近い将来に大きなマイナスを呼ぶことになってしまう典型的なパターンです。
私は自分の受注額を増やしたくて再構築を提案したのではなく、このような問題が起こることがわかっていたから、それを未然に防げる方法を提案したのですが、残念ながら叶いませんでした。
大事なところで損得勘定を間違った判断をしてしまうと、サイトが致命的に重いという、どうにも修正できない癌細胞をサイトに抱え込むことになりかねません。
しかも、この癌細胞は、サイトを再構築しないと取り除くことができないほど、根が深いのです。
ウェブサイトに限らず、本当に良い物というのは、良くないものに比べるとお金がかかるものです。
大量生産のカップラーメンよりも、何年も他店で修業を積んだ職人が汗水たらして苦労の末に辿り着いた至高の一杯を出してくれる人気ラーメン店のラーメンのほうが値段が高いのと同じです。
WordPressのテンプレートエンジンは後から簡単に取り換えることができない
わかりやすいたとえ話をしましょう。
あなたは不動産屋の営業マンです。
あるとき、1年前に小さいアパートを借りたお客様が来店して、こんなことを言いました。
「1年間住んでみたけど、やっぱり住み心地が悪いので、なんとかしたいです。」
「家を建てるだけのお金ができたので、この予算で今のアパートを一軒家に建て直しできませんか?」
あなたはどう思うでしょうか?
たったの1年で心変わりするくらいなら、最初からその予算でローンを組んで一軒家を建てたほうがよいと思いませんか?
もし、アパートを一軒家にしようと思ったら、アパートを解体して地盤調査・測量や設計など全てを1からやりなおさなくてはなりません。
それに、アパートの他の住人はどうなるのですか?
あなたの一軒家を建てるために、アパートに住めなくなるわけですから、あなたは彼らの立ち退き料を払う必要があります。
結局、最初から一軒家を建てるよりも多額のお金がかかってしまうのです。
つまり、住んでみてから建て替えるなんて、到底できないことなのです。
WordPressの高速化についてもまったく同じことが言えます。
一般に「テンプレート」というと、簡単にデザインの着せ替えができるものと理解される方が多いと思いますが、サイトの表示速度はデザインを変えればどうこうできるものではありません。
テンプレートを動かすエンジンの性能と、エンジンを活かすプログラムの実装によってはじめて大幅な改善が叶うのです。
最初から、高速化に特化したエンジンを搭載したテンプレートを選んでおくことが極めて重要だということです。
高速化エンジン搭載テンプレートで構築したWordPressサイトの事例
CODEMYが構築に関わらせていただいた多数のWordPressサイトの中で、高速化エンジン搭載テンプレートを土台にして、その上にデザインを実装した事例をご紹介します。
こちらのサイトをGoogleの速度計測ツールで測った結果が次の通りです。
高速化エンジン未搭載のテンプレートで構築したWordPressサイトの事例
サイト名は伏せますが、癌細胞を抱え込んでスコアが悪化したサイトは次のようなスコアになります。
WordPressを高速化するメリット
WordPressを高速化してGoogleの速度計測ツールで高得点を叩き出すのは、ウェブ制作者の自己満足ではありません。ウェブサイトから発生する売上アップに役立つのです。
なぜ売上アップに役立つのか、その理由(ロジック)をきちんと理解しておきましょう。
WordPressを高速化すると、Googleからの評価が良くなるので、検索結果に表示されやすくなることが期待できます。
すると、ウェブサイトのアクセス増加が見込めるだけでなく、せっかくウェブサイトにアクセスしてくれても表示が重いことにストレスを感じてページを閉じてしまっていたユーザーも、閉じずに閲覧してくれる可能性が高くなります。
そして、あなたのウェブサイトに掲載しているサービスや商品の魅力がきちんとユーザーに伝わり、予約やお申込み、購入といった行動を促進してくれます。
つまり、最終的には売上アップにつながっていくのです。
御社のWordPressサイトを高速化します
私はウェブサイト制作歴25年、元システム会社のエンジニア(SE)です。
現在はウェブデザインを専門とする妻と共同で、WordPressを中心としたウェブサイト制作を行っています。
2018年にGoogleがウェブサイトの評価基準にモバイルページの表示速度を盛り込むことを公式ブログで発表したことを受けて、ウェブサイトの表示速度を適正に保つことが自社の売上アップにどれほど重要なことかを理解しているクライアント様から、次々と「WordPressサイトの速度改善」のご相談やご依頼をいただいています。
私が速度改善の対応をさせていただいたWordPressサイトは、ほとんどがモバイルページPCページともに90~100点のスコアを叩き出しており、見違えるほど劇的な改善を達成しています。
アドセンス広告を収益源とするインターネットメディアサイトをWordPressで運用されているクライアント様からは、
「改善前に比べると、サイトからの売上が1.5倍以上になりました」
という嬉しいご報告をいただきました。
もし、御社が次のどれかに当てはまる場合は、WordPressの専門家へお気軽にご相談ください。
- 自社のWordPressサイトに改善すべき点がないか、プロの視点でアドバイスがほしい
- 自社のWordPressサイトの表示が遅い気がする
- 自社のWordPressサイトをリニューアルする予定がある